バーチャル CTO

ICO で創るグローバルチームとコミュニティ

Co-founder of INGoT Corp.

Yu Yamanaka

Dec 12, 2017

at IVS CTO Night & Day 2017 Winter

CTO of Starbase

ICO をご存じの方?

今日は ICO とは何かという基礎的な話は致しません!

(より濃い話にフォーカスするため)

About me

エンジニア起業家 / 暗号通貨投資家

Programmer

& DevOps Engineer

2007

2017

CTO

Co-founder

Full-stack Engineer

& Agile PM

Infrastructure Architect

  • エンジニア歴10年。中小〜大企業向けクラウドセキュリティシステム、及び一般消費者向け Web システムの開発/運用等に携わる
     
  • 2015年12月に妻と INGoT(株) を創業。ベンチャー IT 企業向けのシステムエンジニアリングサービスを提供
     
  • 2016年10月にブロックチェーン業界に参戦

山中 悠 (Yu Yamanaka)

Starbase

"Skyrocket your idea"

非ブロックチェーン関連企業のための ICO 支援プラットフォーム

技術

法例遵守

マーケティング

支援

 〜 トークンによる資金調達が当たり前になる世の中を目指して 〜

トークン販売で 10億円 相当の資金を世界の個人投資家から調達

STAR トークンは海外の複数の暗号通貨取引所に上場済み

プロジェクト発足から約1年、セール終了から2週間で上場。

 

このトークンの公開販売から上場までのプロセスを "ICO" と呼びます

Team

Advisor

実はな会社です。

こんな Starbase ですが、

  • 役員1人。社員ゼロ
  • 銀行口座無し
  • 本社オフィス無し
  • 出資者1000人
  • 株式100%保有

※演出上、一部事実と異なる部分が有ります

これは◯欺なのか?

本日のメイントピック

バーチャル・カンパニー

ICO で創るグローバルチームとコミュニティ

  1. バーチャル・カンパニー
  2. ICO が創るトークンエコノミー
  3. 日本における ICO 事情

1. バーチャル・カンパニー

企業とは何か?

企業がビジネスを行い収益を生み出すための共同体だとすれば、

そこには法的な雇用関係は必須なのだろうか?

Starbase の場合

スイス

(Starbase Platform GmbH)

シンガポール

ドイツ

(Starbase PTE. LTD.)

US

Director of

業務委託契約

日本

トークン発行体 (ICO 主体)

開発

委託

バーチャル

CTO

Starbase プロジェクト

Founder

国境を超えてプロジェクトへ参画するインセンティブ

トークン発行体

(ICO 主体)

チーム

TOKEN

金銭的インセンティブ => キャピタルゲイン

世界中のチームメンバーに早く、安く、自由に付与出来るストックトークンオプション

TokenOption 契約書プログラム

  1. 契約条件をコードで定義
    e.g. トークン数, Lockup, Vesting
  2. Ethereum 上にデプロイする
  3. デプロイした本人さえ改変不可
  4. 契約条件に応じて、定義済の処理を自動執行

一度定義した契約条件は変更出来ない =

ブロックチェーンの不可逆性を利用

by Smart Contract

on Ethereum blockchain

銀行口座がないなら仮想通貨で給料を支払えばいいじゃない

ドイツ

US

日本

or

ICO 投資家

資金調達

is borderless.

disrupts intermediates. (仲介業者)

runs automatically without human.

次はカンパニーの外側を見てみましょう!

2. ICO が創るトークンエコノミー

ICO is Crowdfunding

お金

トークン

多数の個人(Crowd)から資金を調達(funding)

従来のスタートアップ

ICO スタートアップ

エンジェル

MVP開発

$

VC

$

$

$

サービス

拡大

IPO

個人投資家

$

$

$

プロダクト開発

ICO

個人投資家

$

$

$

個人投資家

|

|

サービス

拡大

(公募増資)

|

|

タイムライン比較

$

$

$

従来のスタートアップ

ICO スタートアップ

出資者

個人投資家

(一部顧客)

$

$

ステークホルダーの関係比較

顧客

$

$

$

顧客

トークン購入

トークンで支払い

マーケット

$

利確 or 買い増し

IR

支援

  • サービスの利用のためにはトークンが必要であるが、トークンの市場供給量には限りが有る。
  • そのため、サービスがより魅力的になるほどトークンの需要が増え、トークンの価格が上昇する。
  • ICO は単なる資金調達法ではなく、エコシステムを構築をするものであると言える。
    これをトークンエコノミーと呼ぶ。

※ユーティリティ型トークンの場合

ICO スタートアップの CTO の心得

1. 出資者に還元する

A. UX ≦ トークン価値の向上

Q. ユーザの利便性向上のため、プロダクトの利用料をトークンだけでなく、他の通貨でも支払えるようにすべきか?

トークン価値を毀損せずに UX を最大化するアーキテクチャを設計するのが CTO の腕の見せ所。

(例. トークンの市場買付け処理の自動化など)

ICO スタートアップの CTO の心得

2. 求められる品質は金融レベル

A. (((( ;゚Д゚))))

Q. 100億円を処理するプログラム、書けますか?

バグや脆弱性等により、億単位のお金が失われる事件が跡を絶ちません。しかも、一度ブロックチェーンにデプロイしたコードは修正不可。

テストコードは有って当たりまえ。その上で、コードの監査を第3者に頼むなど、品質は徹底しましょう。

ICO スタートアップの CTO の心得

3. ICO したら上場企業

A. IR (Investor Relations)

Q. 上場企業のみが行う活動は?

グローバル ICO の IR で最低限必要なスキルは英語の読み書き。

トークン購入に関することなど、技術的な知識が必要な Q&A 投資家コミュニティに対して行う必要が有ります。

開発進捗をブログで公開するなど、積極的な情報発信が必要です。時には良いアイディアを貰ったり、採用やパートナーシップに繋がることも。

ちょっと

ほっこりする話

プロジェクトを応援したい気持ちで出資してくれた人との対話は至上の喜びです。

CEO から ICO したいと言われた

あなたが知っておくべきこと、

3. 日本における ICO 事情

ALIS: 4.3億円

COMSA: 109億円

以上2件。

※数百万円台の小規模なものや現時点で未完了のものは除く

一方、世界では。

2016年: 46件   (計110億円)

2017年: 234件 (計4,000億円)

なぜ日本で ICO が行われないのか?

仮説: 仮想通貨法が制定されているため

仮想通貨交換業者

仮想通貨交換業者

(ICO スタートアップ等)

NG

OK

  • 仮想通貨交換業は取引所のような業者が取ることが想定されて制定されている
  • 厳しい要件があり、資金力のないスタートアップが気軽に取れるようなものではない
  • ICO は一回〜数回しかトークンを販売しないにも関わらず、このライセンスが必要とされている

12月8日に業界団体から発表された、 ICO に関する見解。 

以下、要約、

「仮想通貨取引所に上場可能なトークンを発行してそれを日本人に販売する場合(つまりICO)は、仮想通貨交換業のライセンスが必要」

日本の ICO 壊滅

これから起こりえる事 (予想)

  • 海外法人を設立して ICO を行う企業の増加
  • 国内のブロックチェーン関連スタートアップの競争力低下。人材の流出
  • 法令遵守をキチッと行う海外優良 ICO が日本人を販売対象外とする
  • 日本人投資家に代わって、海外 ICO に代理投資する闇業者の出現
  • 規制によるダウンサイドに気づいた政府が規制緩和(?)

比較的健全な未来

  • 仮想通貨交換業の登録を行った ICO プラットフォームの増加
  • 競争激化による価格や品質の適性化
  • ICO プラットフォーマーを通した合法的な ICO の増加

健全ではあるが、スタートダッシュは出遅れることは確実

is borderless.

広い視野を持ちましょう。

まとめ

Blockchain は

ICO は

  • ボーダレスなテクノロジー
  • あらゆる仲介業者を不要にする
  • 自律的に稼働し続けるワールドコンピューター
  • クラウドファンディング
  • トークンを世界中の個人投資家に販売して資金を調達する
  • 調達後、トークンはすぐに上場する

特定のトークンを中心とした独自通貨の経済圏。投資家とプロジェクトチームと顧客によって成り立つエコシステム。

日本における ICO

事例は非常に少ない。

関連法規制が有り、要注意。

トークンエコノミー

仮想通貨、スマートコントラクト、バーチャル・カンパニー。

多くの人の想像を上回る速度で。

 

10年後、あなたはどちらの経済圏で生活しているでしょうか?

これらの技術によって、今まさに社会の仕組みが再構築されています。

ICO でお困りのことがございましたらご相談下さい。 ;)

Thank you!

Co-founder of INGoT Corp.

Yu Yamanaka

Dec 12, 2017,

at IVS CTO Night & Day 2017 Winter

CTO of Starbase