Nuxt.jsでWebサイトを作ってみた話。

フロントエンド技術を語る会

自己紹介

黒神 / GIG inc.

@kokushing

Index

  • 作ったもののご紹介
  • 良かったことベスト5
  • 実装で悩んだところ
  • まとめ

最近、Nuxt.jsを使って
Webサイトを

作りました

総評

めっちゃよかった😂

よかったところ
ベスト5

開発環境に悩まされない

5位

開発環境に悩まされない

最初からVue.js, Vuex,
vue-router, Webpackや
SSRできる仕組みなどが
取り込まれている

最高😂

<Transtion/> 便利

4位

<Transtion/> 便利

<Transition/>コンポーネントを使えばページ遷移時のアニメーションを簡単に
実装できる

最高😂

<main>
  <transition
    name="router-transition"
    enter-active-class="animated fadeIn"
    leave-active-class="animated fadeOut"
  >
    <nuxt/>
  </transition>
</main>

Scoped CSS 最強

3位

Scoped CSS 最強

<style scoped>でスタイルをコンポーネント内に閉じ込めることができる。

他の要素に影響しない

最強😂

<style scoped>
.header {
  display: flex;
  justify-content: space-between;
  align-items: center;
  padding: 1rem 2rem;
}
.logo {
  font-size: 2rem;
  font-weight: bold;
}
</style>

静的ファイルの生成

2位

静的ファイルの生成

`$ nuxt generate`コマンドで静的なファイルを生成可能。あとはWebサーバーにアゲるだけ!

最高😂

コンポーネントで管理

1位

コンポーネントで管理

共通箇所のコンポーネント化で管理しやすく。コンポーネントごとに担当を決めておけば共同開発も容易!

神😂

<template>
  <div class="banner">
    <router-link :to="`${ link }`">
      <div class="banner__title">
        <span class="en">{{ en }}</span>
        <span class="ja">{{ ja }}</span>
      </div>
    </router-link>
  </div>
</template>

他にも色々

  • 情報をJSON形式で保存しておいてv-forで一括吐き出し
  • 単一ファイルコンポーネントだからゴチャつかない
  • ルーティングの自動化
  • JSライブラリ豊富

すごいぞ
Nuxt.js!

でも悩んだところも

あるよ

実装で悩んだところ

SCSSファイルの
インポート周り

🤔 #1

variable.scssやmixin.scssなど共通のSCSSを読み込みたい!

使い方

npmからnuxt-sass-resources-loaderをインストールして、

nuxt.config.jsに数行追記するだけでOK!

modules: [
  ['nuxt-sass-resources-loader', [
    '~/assets/sass/variabmixin.scssle.scss',
    '~/assets/sass/',
  ]],
],

pages内の
vueファイルの肥大化

🤔 #2

pagesディレクトリ配下のvueファイルに
ページ毎のHTMLやCSSを書き込みがち...

エディタ内での
template ↔ style 移動が
面倒くさくなる😂

Vueファイルが肥大化してしまうと...

極力コンポーネント化して、
1ファイルあたりのコード量を減らそう

例えばこんな感じ

  • ヘッダー・フッター・ボタンなど
    共通パーツは接頭辞を`App`とする。

     
  • ページ毎の固有パーツは
    接頭辞を`Page`とする。

aタグとrouter-linkの使い分け

🤔 #3

リンクって<router-link/>
使えばええんか?

<router-link/>

ページ内遷移用 リンクとして設定

<a/>

ページ外遷移、アンカーリンク、
クリックイベント用
のリンクとして設定

router-linkでは
@clickが使えない

🤔 #4

🙅 @click

<router-link
  to="/about/"
  @click="closeMenu"
>
  <span>About</span>
</router-link>

🙆 @click.native

<router-link
  to="/about/"
  @click.native="closeMenu"
>
  <span>About</span>
</router-link>

scopedの場合、動的生成された要素にスタイルが当たらない

🤔 #5

vue-slickなどで動的に生成される子要素に対しては
scoped用のdata-v属性が付与されない模様

data-v属性セレクタが動的に生成された要素の
小要素に付与されてしまう → スタイル無効

.photo__slider .slick-list[data-v-2a183b29] {
    overflow: visible;
}

.photo__slider .slick-arrow[data-v-2a183b29] {
    border: 0;
    margin: 0;
    padding: 0;
    width: 38px;
    height: 5px;
    overflow: hidden;
    text-indent: -9999px;
    position: absolute;
    bottom: -30px;
}
.photo__slider {
  .slick-list {
    overflow: visible;
  }
  .slick-arrow {
    border: 0;
    margin: 0;
    padding: 0;
    width: 38px;
    height: 5px;
    overflow: hidden;
    text-indent: -9999px;
    position: absolute;
    bottom: -30px;
  }
}

/deep/セレクタを使う

解決策

/deep/セレクタを指定すると、親要素にdata-vの属性セレクタが付与されるようになる → スタイルが効く!

.photo__slider[data-v-2a183b29] .slick-list {
    overflow: visible;
}

.photo__slider[data-v-2a183b29] .slick-arrow {
    border: 0;
    margin: 0;
    padding: 0;
    width: 38px;
    height: 5px;
    overflow: hidden;
    text-indent: -9999px;
    position: absolute;
    bottom: -30px;
}
.photo__slider /deep/ {
  .slick-list {
    overflow: visible;
  }
  .slick-arrow {
    border: 0;
    margin: 0;
    padding: 0;
    width: 38px;
    height: 5px;
    overflow: hidden;
    text-indent: -9999px;
    position: absolute;
    bottom: -30px;
  }
}

たまーにハマるけど、
基本的にググれば解決できたしVue.jsはやっぱり優しい

まとめ

まとめ

  • 総評: めっちゃよかった😂
  • コンポーネントの恩恵デカイ
  • 慣れてないと設計がむずかしいかも?
  • でもまあググればなんとかなる

次回はもうちょっと大規模な案件で使ってみて検証してみます!

Thank you!

つくったもの配信してます!
@kokushing

Made with Slides.com