千葉 リリィ( @chiba_rry )
@chiba_rry
@ryamakuchi
自社サービスを開発している
エンジニアのお仕事って
どんな感じ?をお話しします
自分がいま挙げた内容を100%完璧にやれているかというと、そんなことはありません。
できる範囲でやっていく、できる範囲を徐々に広げていく、という気持ちでやっています。
いまできてないことがあってもいいので「目指すこと」「姿勢」が大事だと思います。
(無理するとメンタルやられるので無理はしないことが大事)
PJ をやっていく上で既存の仕様を把握してないと機能改修も追加もできません。まずは既存の仕様がどうなっているかを実装含め調査したりします。
既存の仕様や改修・追加したい仕様があればドキュメントにまとめて PJ メンバーにわかる形で共有します。
仕様を元にデザインを作ったり設計をしたりしていきます。
仕様が分かったら仕様を満たせるよう設計を考えていきます。
DB 設計やアーキテクチャを決めたり、これらもドキュメントにまとめてレビューしてもらいます。
フロントエンドエンジニアは「サービスの UI/UX に責任を持つ」ので、仕様決めやデザイン決めの段階から PM・デザイナーと一緒に協業します。
ここで仕様を訊かれたときにパッと答えられるとかっこいいですよね。
仕様決めやデザイン決めを PM・デザイナーと
一緒に進める
仕様を調査しつつ開発に必要な「ドメイン知識」をつけていく
大きなサービスの開発になってくると全てを把握するのは無理ゲーに近いですが、最低限これから開発する範囲については理解・把握しないと開発できません。仕様を把握していくと必然的にドメイン知識がつきます。
予定通りに事を運ぶ、これがなかなか難しい 😇 ふりかえりをしつつ改善していきます。
Product Backlog
Sprint Backlog
1週間ごとに繰り返し
毎日の daily MTG
成果物をリリース
アジャイル
スクラム開発
PJ をやっていく上で、PjM(プロジェクトマネジメント)をやっていくことをおすすめします。
個人的に PjM はまだまだ改善の余地があるなと思いつつ、今やっている PJ ではスクラム開発の難しさに直面していたりします。
興味のある方は質問タイムでお話ししましょう!
これがプログラマにとってメインとなる業務です。
@t_wada さんのツイートが
良い PR を端的に表しているので
引用します。
他に tips としてはフロントエンドの PR だと
PR description にテスト実施項目のスクショや
動画を貼ることが多いです。
PULL_REQUEST_TEMPLATE.md の参考:
## 概要
PR の概要
### 関連 URL
Issue や ドキュメント、タスクに関連するチケットやデザイン、 Slack のリンクを貼る
## 技術的な変更点
- ○○ を修正した
- ○○ を追加した
## テスト実施項目
- ○○ができる
- フロントエンドの場合はここにスクショや動画を貼ることがある
## 今回保留にした項目と TODO
この PR ではやらなかったが別の PR でやることを記載
## 備考・その他
リリースに対する注意点など、何かレビュアーに知ってほしいことがあれば
チームメンバーの PR が上がってきたら PR を作る作業より優先してコードレビューをします。
参考:私がコードレビューの際に気をつけているコメントの書き方
他にも [must] [imo] [nits] などのコメントを使い分けたり、GitHub の Suggested change を利用したりしています。
GitHub の GUI 上のレビューだけで読みにくいときはブランチを手元にもってきて読んだりしています。
インシデントはできれば起こってほしくないけどサービスを運用していく上で必ずぶち当たる問題ですよね。自分が変えた修正でインシデントが起こらないかどうかをリリースした後しばらく Sentry の様子見とかして気にしています。
インシデントが起こったときのフローをあらかじめ用意しておいて、もしインシデントが起こったらすぐに対応します。
インシデント対応のざっくりとした手順:
これらを複数人で分担してできると GOOD!
当番制で CS お問い合わせ対応を優先してやる週があります。
CS からお問い合わせがあった際にテクニカルな調査や回答をしていくことでプロダクトへの理解が深まっていきます。
PJ 外のコードに触れたりドメイン知識を獲得するチャンス!
※ CS サポート業務はそもそも分業されていて業務外のパターンと、そうでないパターンがあり一長一短です。
技術起因でもプロダクト起因でも、カイゼンできることはたくさんあるので引き続きやっていく
プログラマとして働き始めてからたくさんの勉強会や読書会をするようになりました。
今年読書会に参加した本は、
あたりを読みました。
Code Polaris の読書会も気になっています 📚
勉強会も参加だけでなく登壇まですると記憶に残りやすい
社で話題になっている技術や Twitter で流れてきたりして気になっている技術があったらさわってみたり詳しい人と雑談で話してみたり。
ぜんぜん詳しくない設計技法について本を読んだりして詳しい人とおしゃべりしてみるのも楽しいです。
DDD
と、私はこのような感じで日々働いています。
持病で活動できなかったりしつつも自分のできる範囲で少しずつこれらをやっていき、できる範囲を広げていきたいと思います 👩💻