Web 業界について

【アンコン2019年新卒勉強会】

第一部

まず最初に自己紹介

山口 里央(やまくち りお)@rry と申します。

 

昨年11月にエンジニアとしてアンコンに入社しました。

私のエンジニアとしての経歴

  • 2016年7月:渋谷の SIer に中途未経験で入社
    • 2ヶ月間 PHP 研修を受けていざ現場入場
    • しかし全然プログラミングをやらせてもらえなかった😢
      • エクセル, TV の組み込みテスト, サポートデスク etc...
        (空いた片手間で PHP を少しさわる)
    • 2017年12月に転職を決意
    • その頃は現場ではなく PHP 研修のお仕事
    • 業務終わりに HTML, CSS, PHP を勉強した
  • 2018年5月:新卒研修が終わると同時に脱 SIer することを決意

私のエンジニアとしての経歴

  • 2018年6月:原宿にある Web 受託会社に入社
    • 業務で HTML5, CSS3 が書けるようになった!☺️
      • しかしコーディング案件ばかりで、PHP などは触れず...
      • 簡単な静的サイトばかりなので、Vue.js なども触らず...
    • 業務後に Vue.js, Ruby on Rails を勉強した
  • Vue.js 初心者勉強会でおみさんと出会う
  • 2018年10月:もっと自由に働き方や開発方法を決めたり、
    言語の勉強をしたかったのでアンコンへの転職を決意

私のエンジニアとしての経歴

  • 2018年11月:アン・コンサルティング株式会社に入社
    • ようやく自社サービス開発に携わることができた🎉
    • 業務で Nuxt.js や Ruby on Rails が書けて満足!!!
      • デザインにも興味があり、Sketch なども触るように
      • プロダクトマネジメントから DevOps まで
        幅広く学ぶことができている

 

以上が私のエンジニアとしての経歴です。

今回話すこと
「Web 業界について」

Web 業界

情報通信

ハードウェア

ソフトウェア

その他の業界については
話しません

Web 業界

情報通信

ハードウェア

ソフトウェア

Web 業界の「業務形態」

  1. SI(システムインテグレーション)
    • SES(システムエンジニアリングサービス)
  2. 受託案件
  3. 自社サービス開発(自社エンジニア)
  4. フリーランス

大きく分けると、次の4つになる

Web 業界の「業務形態」

  • SES(システムエンジニアリングサービス)を提供する
    • SES とは技術者派遣のこと
    • 簡単に言うと客先常駐するエンジニアのサービス
  • メリット⭕️
    • いろんな環境の現場を経験できる(大企業も経験できる)
  • デメリット❌️
    • 勤務形態や給料などで自由がきかない
  • 1. SIer

    • 企業の情報システムを
      請け負う専門業者のこと

Web 業界の「業務形態」

  • 企業から「こんなモノがほしい」と依頼を受け、
    それを自社で開発して納品するサービス
  • メリット⭕️
    • 得意な技術を売りにして高い単価がもらえる
    • 自社で働くため勤務形態などはある程度自由
  • デメリット❌️
    • 納品したらそこでおしまいのため、
      作ったもののメンテナンスができない
  • 2. 受託案件

    • 企業からシステムを受託して
      それを納品する案件のこと

Web 業界の「業務形態」

  • Web 系のサービスを展開している企業のエンジニア
    • アンコンのプロダクト開発部も自社エンジニアです
  • メリット⭕️
    • 自社の社員なので会社に働きかけやすい
    • 自分で作ったプロダクトを自分で保守運用できる
  • デメリット❌️
    • 一つの企業で働くため、いろいろな環境は経験できない
  • 3. 自社サービス開発

    • 自分の会社のサービスを
      自分たちで開発すること

Web 業界の「業務形態」

  • 高い技術力を活かして企業と取引することができるエンジニア
    • フリエンはこの人たちを企業に紹介するサービスです
  • メリット⭕️
    • 技術・勤務形態など自分で交渉して自由に選ぶことができる
  • デメリット❌️
    • 雇用されていないため確定申告などは
      自分で行わなければいけない
  • 4. フリーランスエンジニア

    • 個人事業主として働いている
      エンジニア

Web 業界の「業務形態」

※注釈

  • どの業務形態が良いか悪いかは、個人が決めることなので
    ​その人に合った働き方が一番です
    • 自由な働き方ができるからといって、全てのエンジニアが
      「フリーランス」に向いているわけではない
  • 企業やフリーランスエンジニアの単価・技術力はピンキリです
    • 技術力が高い SIer もあれば低い受託サービスもある
    • 同じように、フリーランスエンジニアだからといって
      皆がみんな技術力が高いわけではない

代表的な「開発手法

  1. ウォーターフォール型開発

  2. アジャイル型スクラム開発

ここではよくある2つを紹介する

代表的な「開発手法

1. ウォーターフォール型開発

  • 要件定義→設計→開発→テスト→運用 といった工程で開発する
  • メリット⭕️
    • 進捗管理がしやすい
  • デメリット❌️
    • 前の工程に戻れないため
      仕様変更などの
      変化に対応できない
       
  • 自社サービス開発にはそぐわない開発手法となってきている

代表的な「開発手法

2. アジャイル型スクラム開発

  • 機能開発→テスト→リリースを短いスパンで繰り返す
  • メリット⭕️
    • 仕様変更などの変化に対応することができる
    • ユーザーに価値を速く届けることができる
  • デメリット❌️
    • 長期的な開発計画を
      立てるのが難しい

代表的な「開発手法

どっちがいいの?

  • 何を作りたいかによって適切な開発手法も異なる
  • SIer に多い案件
    • ウォーターフォールが多い印象
  • スタートアップ企業や自社サービス開発の場合
    • アジャイルスクラムで開発している会社が多い

 

アジャイルスクラムは、ウォーターフォールにはない
変化に対応する力」を持っている

Webアプリケーションを
作る人たち

Web アプリケーションを作るためには
いろいろな役割を持った人たちがいる

Webアプリケーションを
作る人たち

  1. プロダクトマネージャー(アジャイル)
  2. プロジェクトマネージャー(ウォーターフォール)
  3. ディレクター(受託開発)
  4. デザイナー
    • UI/UX デザイナー
    • ビジュアルデザイナー
  5. エンジニア
    • プログラマー
  6. マーケター(自社サービス)
  7. 営業

Webアプリケーションを
作る人たち

1. プロダクトマネージャー(アジャイル)

  • プロダクトの製品理念を見つける人
  • 「なにを作るのか」
    「なぜそれを作るのか」を定義し、
    それをみんなに広める役割
  • アジャイルでは
    プロダクトマネージャーに従い
    「どんな機能を」「どの順番で」
    作るかを決める

Webアプリケーションを
作る人たち

2. プロジェクトマネージャー(ウォーターフォール)

  • 開発の工数や進捗を管理する人
  • 「いつまでに作るか」「どうやって作るか」に責任をもつ
  • ウォーターフォールには欠かせない役割

Webアプリケーションを
作る人たち

3. ディレクター(受託開発)

  • スケジュール管理や企業との打ち合わせ、その他雑務を行う
  • プロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーがいない
    受託開発などに多い役割
  • Web コンテンツを企画して企業に提案するような、
    プランナー業務を兼ねている場合も多い

Webアプリケーションを
作る人たち

4. デザイナー

  • 「作りたいモノ」をカタチにする役割
  • ひとくちに「デザイン」といってもとても幅広い

 

  1. UI/UX デザイナー
    • 「作りたいモノ」がどんな設計になっているのかを定義する
    • プロダクトマネージャーと話し合って仕事を進める
  2. ビジュアルデザイナー
    • UI/UX デザイナーが作ったモックアップをビジュアライズする

Webアプリケーションを
作る人たち

5. エンジニア

  • 「作りたいモノ」を作り上げる役割
  • エンジニアの中でも、プログラミングをする人たちのことを
    プログラマーと呼んでいる
  • この人たちがいないと、Web アプリケーションは作れない
  • プログラマー以外にも、テスターや
    保守・運用をする人たちも
    「エンジニア」と呼ばれている

Webアプリケーションを
作る人たち

6. マーケター

  • Web アプリケーションを世に知らしめる役割
  • どうやったら効率的に販売することができるか、
    市場調査をなどをしている
  • 主に自社サービスを開発している会社
    で正社員として働いていることが多い

Webアプリケーションを
作る人たち

7. 営業

  • Web アプリケーションや人材を企業に紹介する役割
    • 完全に Web で完結しないビジネスモデルの場合は
      アプリケーションでできない部分を補っている
  • アプリケーションや人材の価値を
    効率よく伝える必要があるため、
    業界やプログラミングの知識がいる

二部につづく

次はプログラミング言語について

ざっくりと説明していきます!

Made with Slides.com