Hello, Rails

Ruby / Ruby on Rails ビギナーズ 第11回

2016/2/27

宇都宮 諒(@ryo511)

自己紹介

  • 宇都宮 諒(うつのみや りょう)
  • Twitter, Facebook等では「ryo511」
  • Webアプリケーションエンジニア
  • 業務で主に使ってる​言語はPHP, JavaScript, C#等
  • ​実務経験4年、プログラミング経験4+α年
    • ​初めてのプログラミングはPC-98でBASIC、その後はHTMLとかJavaScriptとか
  • IDEが好き
    • PhpStorm, Visual Studio, RubyMine等
      • ※IDEは「Integrated Development Environment(統合開発環境)」の略称。開発ツールをひとまとめにしたソフトウェア

なぜRuby(Rails)を学ぶのか

  • Learn at least one new language every year(毎年最低1つは新しい言語を学ぶこと)」
    • 『Pragmatic Programmer(達人プログラマー)』
  • 2016年はRubyを学ぼう、と思った
  • 日本のRubyコミュニティは「濃い」
  • Railsが使えるとWebエンジニアとしての幅が広がる
  • Rails以降のWebアプリケーションフレームワークは、多くがRailsの影響を受けている
    • MVC, ActiveRecord, CoC, REST, etc...

Rails Tutorialをやってみた

  • 2016年1月から開始
  • 4.2版をWebで閲覧
  • 1章に2〜3時間、全12章で約30時間程度
  • 並行して『初めてのRuby』も読んだので、トータルでは40時間程度?
  • Railsの感じはつかめてきたけど、スラスラ書けるような段階ではない

Railsの感想

  • ディレクトリ構造が意外とシンプル
  • コードが簡潔
    • プログラムを書いているというより、おまじないを唱えているような気分
  • rails generateコマンドが便利
    • 必要なものをサッと用意できる
  • rails consoleすごい
    • コマンドラインでインタラクティブにActiveRecordを操作できるのが衝撃的だった

Rails Tutorialの感想

  • 実践的
  • 第1章で本番デプロイまでいくのがすごい
  • gitをちゃんと使っている
  • テストをちゃんと書いている
  • Railsというフレームワークのチュートリアルであるだけでなく、Railsを使った開発フローのチュートリアルになっている
  • 日本語訳もバッチリ

日本語訳重要

  • ドキュメントの翻訳はその技術の普及に大きな役割を果たす
  • PHPフレームワークの例
    • 日本で一番人気のCakePHPは、世界的にはそれほどでもない(Google Trendsでは 4位)
    • FuelPHPは、世界的にはトップ10入りが微妙なラインだが、日本ではCakePHPに次ぐ人気がある
      • どちらも、日本語リソースが充実している

これからRails Tutorialをやる人へ

  • gitのコミットをこまめにしよう
  • 章ごとのコミットだと、途中で間違えた時に見直しが大変
  • 自分は、テストがGREENになる度にコミットしていた
  • 間違えた時にgit diffを見てあたりをつけたり、git checkoutで戻してやり直したり
  • Rubyの知識は必須ではないが、並行して学習したほうが理解がスムーズ

疑問に思ったこと

  • Rails環境の構築はどうやってる?
    • グローバルにbundle installは避けたい
      • Rails 5とRails 4の環境を併存させたりしたい
    • プロジェクトローカルにインストール?
    • VirtualBox等の仮想マシン?
  • Rubyのドキュメントがよくわからない
    • ググると公式ドキュメント( http://docs.ruby-lang.org/ )が引っかかるけど、バージョンが1.9.3とかだったりして2.1のマニュアルまで行くのが面倒
    • http://ruby-doc.org/ というのもあるけど、非公式?

ご清聴ありがとう

ございました

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