Burninja
Japan regional / Burning man regional network
バーニングマンを生き抜く為に
見ておいたほうが良いスライド
2022年版 第2弾
自分の事は自分が一番良く知っているし、
荷物リストを作るのも旅の醍醐味ですよね。
「何を持っていくと良いですか?」とは
よく聞かれますが、人それぞれ。
ここではバーニングマンならではの装備について
ヒントを投げておく事にします。
= 絶対必要
= オススメ
= 不要または
持込み禁止
オススメ度合いの目安です
*詳細情報はスクロールダウン
会場までは普通に海外旅行です
日本国民はアメリカの入国に際してワクチン接種証明が必要です。渡航に必要な書類については、最新情報を確認してください。
会場内のメディカルテントでの処置に関しては無料ですが、リノ市内に搬送された場合の高額な医療費は自己負担です。コロナ陽性で帰国便に乗れない時などを考慮して、クレジットカードの付帯条件の確認のほか、旅行保険を購入しておく事を強くオススメします。
2022年から日本へのチケット郵送を行わなくなったので、ほとんど皆さんWillCall(窓口受取)チケットだと思います。入場時にBox OfficeにてPhoto IDを提示する事で紙のチケットを受け取れます。
Photo IDはパスポートでOKですが、購入時のクレジットカード名義やアカウント氏名の英字表記と違う場合はチケットが見つからない時があります。クレジットカードや購入確認メールのプリントアウトを持参して証明してください。メールのスクリーンショットも使えると思います。
一部
アイテム名を英語で書いておきます。
別にカッコつけてるんではなくて、
お買い物の時とか、ご近所さんと話している時とか
英語でモノの名前が出てこないと面倒なのと。
バーニングマンだとこう呼ばれている
用語みたいなものもたまーにあるので。
お宿は自分で用意します
*詳細情報はスクロールダウン
砂が入らないようメッシュ部分のないテントがオススメですが、テントだけでは日中かなり温度があがってしまう。食糧や電子機器も高温になり危険。
日除け、砂よけの意味でも大きめのキャノピーや遮光ネットの下にテントを張る形にすると、昼でも風が通って過ごしやすく、居住性があがります。
ブラックロック砂漠はふかふかのビーチのような砂ではありません。
学校の校庭のような硬さで、テントペグは刺ささるものの短いものは抜けやすい。風を大きく受けるものはRebar(棒鉄骨)で固定すると確実です。
ホームセンターで売ってるので、空き缶やテニスボール等の先端を保護する具材も忘れずに。
会場内で売っているのは氷だけ
*詳細情報はスクロールダウン
脱水症状をおこしやすいので、出かける時は必ず水筒を持ち歩くこと。ゴミを量産するので少量ペットボトルの使い捨ては非推奨。出先で水がなくなったら水筒にもらいましょう。
ドリンクをくれるテーマキャンプ等は多いけれど、どこもカップを持参するのがマナー。BYOCとあったら"Bring Your Own Cup"という意味です。
21歳未満にアルコールを提供したら、提供側も罰せられるので念の為年齢確認をする事も多いです。PhotoIDのコピーを貼るか持ち歩いておけば面倒が減ります。
会場内で氷を売っているのは、Center Campと3時と9時のPlazaの3箇所にあるIce Station。常に長蛇の列だけどそれはそれで割と楽しくて、1 袋5ドルから。
たいていの食材は2日に1度氷を買い足して、クーラーを日陰に置いておけば1周間持ちます。ドライアイスは接しているものが凍るので使い分けて。アメリカでドライアイスは有料(高め)です。
サバイバルと自己表現の両方をこなすスタイルを
*詳細情報はスクロールダウン
Sand stormが来た時に鼻と口を覆えるものであればバンダナでもコロナ用マスクでも。細かいダストを防いで、かつ呼吸がしやすいモノが便利です。
Sand Stormが来るのは遠くからでも見えますが、逃げるか耐えるのみ。White outの時はGogglesをしても見えないので、下手に動かないほうが安全です。車は停止してください。
夜出歩く際には、道を照らす懐中電灯やヘッドランプだけでなく、LEDやサイリウムなどの光りモノを身につけましょう。
人だけでなく、自転車にも。前だけでなく後ろにも。ライトをつけていないと Darkwadと呼ばれたり、Light yourself!って声かけられるのは、自転車やアートカーとぶつかったりして危険だからです。
コスチュームやデコレーションには、すぐに千切れ飛んでゴミになるものは使わない、持ち込まない。風に吹かれて飛んでいってしまうと拾うのが大変です。生きていてようと枯れてようと植物の持ち込みも禁止なのでご注意。
気温は40℃まで上がるので熱中症になりやすい。裸より身体を覆う格好のほうが実は涼しい。
曇りでも日焼け対策必須。綺麗に焼けても帰国すると全部剥けたりします。
石灰のようなパウダー状のダストが舞うので、持ち物
全て粉まみれになる覚悟で。
明け方は10℃近くまで下がるので、防寒対策は冬並にしっかりと。重ね着が鍵。
厳しい環境にフィットした選択がキモです
出かける時には忘れずに
*詳細情報はスクロールダウン
自転車があったほうが会場全体を廻りやすいです。鍵をかけておかないと、相手に悪気はないとはいえ間違えて乗っていかれたりして自転車を失くしてしまいます。
夜はライトをつける。一旦駐輪すると、自分のものを探すのが大変なので、遠くからでも一発で分かるようなマークをつけたりデコレーションをすると便利です。
Yellow Bikeという緑色の自転車はコミュニティバイクなので、見つけ次第乗り捨てOK。こちらは鍵をかけたりデコったりして専有してはいけません。
会場の中でお金が使えないときいて、ギフティングは物々交換だと勘違いする人がたまにいますが、あげたいと思った相手にあげたいモノを渡すだけで最高!というのがギフティング。
等価交換ではないし、たくさんの人に配る必要もないし、硬貨みたいに粒ぞろいの単位で用意する必要もありません。自分の好きなものをシェアしたい、良い体験を一緒にしたいという表現活動の一種であって、義務でもありません。
ギフティングの内容はもっと自由です。って言うとなぞなぞみたいだけど、みんなものすごい知恵を絞って用意してきます。大荷物を持っていかなくても、大きなギフトは出来る…としたら何でしょうね?安いお土産を親戚の頭数分だけ揃えるようなマインドからは解放されますように。
ネヴァダ州でもマリファナが合法になったとはいえ、会場は連邦の土地。連邦法では依然として医療用も含めて違法です。
会場では警察が常にパトロールしています。罰金のかき入れ時だし、おとり捜査の覆面警官は一見普通の参加者だし、日本人でも逮捕されます。
会場内の見回りボランティアBlack Rock Rangerはよろず相談係の参加者ですが、制服のBLM Rangerは逮捕権限のある警察です。BLMを含めて5種の警察機関がパトロールしているので、制服もカーキやグリーン等5種類あります。
なるべく自分を甘やかす方法を考える
会場の砂は石灰のように細かく、アルカリ性が強い。サンダル等で歩いて直接足に触れつづけいるとPlaya feetと呼ばれる症状になる。乾燥しすぎた足を放っておくと、アカギレが出来て歩行が困難になる事も。
フットバスに水をためて、少しのお酢を入れて足を浸し、きれいに洗ってからシアバター等で保湿するのがBurner好みのケア方法。きれいなソックスとしっかりした靴を履いて保護しておく方が長丁場活動できる、というのが暑いのにブーツ着用が多い理由のひとつです。
シャワーも自分で持ち込まない限りはありません。キャンピングカーの人は車内のシャワーを使いますが、テント生活者はバッグに水を入れて天日で温めるタイプの簡易シャワーを使ったり、昼間の間に水を浴びています。
汚水は地面に撒き散らしたり、溜めて池になる事のないよう汚水受けを用意して、持ち帰ってください。
日本のものよりサイズもあってしっかりしたBaby wipe (おしりふき)は体を拭くのにも便利な濡れティッシュ。シャワーがない場合も、頻繁なお手入れに便利です。
おしりふきとはいえ、トイレに捨てないでください。トイレに捨てていいのは体から出て来たものと備え付けのトイレットペーパーのみ。生理用品もZiplockに入れて持ち帰るべき。くみ取りの際のパイプ詰まりと、爆発の事故を防ぐ為なのでご協力ください。
元よりキレイにして帰る
*詳細情報はスクロールダウン
行きと同じ荷物量なのに、食糧の分が減ったはずなのに、なぜかゴミまでは入り切らない事があります。
ゴミ袋を重ねて、ロープやラチェットで車の上にしばりつける。荷崩れしないよう気をつけて、一番近くの街ガーラック(12マイル先)までたどりつけば有料引取りのほか、リノまで持てばゴミ捨て場(無料)もあります。
絶対に会場には残して行かないでください。末代まで祟ります。
Ratchet
Ziptie
バーニングマンでは、何かに使用した水は全て汚水で地面に撒くのはご法度。以前は汚水を黒いゴミ袋で作った池で出来るだけ乾かすようにしていましたが、中身が風で飛び散るのもあり今は非推奨。バケツやタンクに入れて持ち帰ります。
蓋付きの5ガロンバケツは汚水のほか、ヤバイ匂いのゴミを密封したり、雨や砂嵐でテントから出れない時の簡易トイレなど使いみち豊富です。
5ガロン=22リットル
By Burninja
バーニングマンを生き抜く為に見ておいた方が良いスライド2015②