これを知ればインドに行っても安心!

インド・クイズ大会

クイズ大会のルールについて

  • 回答は挙手制です。早かった人からスタッフが声を掛けます。
  • 答えが外れた場合お手つきとなり、その問題には答えられません!
  • 景品は前方に置いてあるものから、早い人順でお取りください。
  • 問題は全部で5問で、インド旅行や文化にまつわる設問です。
  • 女子大生・工藤エミを主人公にしたインド旅行短編小説をベースに、様々な場面でクイズが用意されています。このクイズを通してインド文化を垣間見ていただくのが今回の主旨です!

私の名前は工藤エミ。

大学2年の夏、二十歳になった私は将来について悩んでいた。

何を血迷ったのか、私はこう思った。

そうだ、インドに行こう――

もともとインド料理が好きだった私は、かねてからインドに旅行することに興味を持っていた。…海外旅行経験はゼロだが。

 

「インドに行くなんてバカじゃないの!?」と周りからは反対されたけれども、絶対に行ってやるって思いは日に日に強くなっていった。

 

人生で一番アツい夏が、いま、始まろうとしている。

行くと決心したらまずはツアー探しだ。

夏休みの後半、9月は一年の中でもかなり安いほうだ。

見ているとどうやら色々な航空会社が使えるようだ…。

【第一問】

第一問

日本からインドの首都・デリーには複数の会社が直行便を出しています。では、その会社の名前は何でしょうか?3社答えてください。

答えは…

日本航空(JAL)

全日空(ANA)

エア・インディア

Answer

私は旅工房という会社の、全日空の直行便で行けるツアーに決めた。3泊5日で6万円を切る。大学生のお財布には優しい価格設定だ。今回はそれを8日に無料で延長してもらい、追加の宿は別途Expediaで予約することにした。

 

ツアーを決めたら観光の計画をたてようと思い、航空便の時間を見てみる。すると、

「…デリーの到着時刻を見てみるとなんだかおかしいな?」

【第二問】

第二問

東京からデリーへ運航している全日空(NH827便)の、デリー到着時刻は何時でしょう?(前後1時間程度のニアミスOK)

答えは…

0:05

(23時~1時の間でも正解とします。)

Answer

驚いた。なんと到着が深夜なのだ。

結局初日の空港から宿まではすべて旅行会社に手配してもらうことにした。

それから夏休みに入り、9月、インドに旅立った私は無事にインドに出発した。

 

インディラ=ガンディー国際空港。かつてインドの首相だった人の名前が冠されたこの空港は、年間4800万人の旅客が行き交う。世界では20番目に利用者数が多いそうだ。

 

いよいよ税関を通り抜けて、インドの地を踏める!前評判から少し不安はあったものの、それ以上に心躍っていた私は空港の到着ロビーを早歩きで進んでいった。

…しかし、税関でパスポートを見せるも、なぜか係員は首を横に振る

「あれ、何かおかしいですか?」

おもわず私は聞いてしまった。しかし彼は、何度も首を振ってくるのだった…。

【第三問】

第三問

パスポートをチェックした係員。エミのパスポートやビザには全く問題は無いはずです。しかしインド人の係員はひたすら首を横に振ってきます。これは何を意味しているのでしょうか?

答えは…

「OK」を意味している。

日本では「良いよ」というとき、首を縦に振る。

その反面インドでは首を横に振ります。

 

作者は税関で戸惑ってしまい、数秒間固まってしまいました。

Answer

いきなりのカルチャーショック、少し驚いた。

 

外へ出ると暑くもわっとした空気が私を襲う。

そしてなんだかとても空気の臭いがきつい。

 

行く前はへっちゃらだと思っていた私だが、この異世界感に圧倒されていた。

「なんだかとんでもない場所に来てしまったようだ。」

…と私は悟った。

 

出口から出ると、ぞろぞろと柵に寄りかかっているインド人たち。

意外にもターバンを巻いている人はほとんどいない。

【第四問】

第四問

ターバンを巻いている民族は、実はインドでは少数派なのです。

というのも、それを巻いている人たちはほんの一部のイスラム教徒と、とある宗教の教徒のみだからです。

 

では、そのとある宗教とはいったい何教なのでしょうか?

答えは…

シーク教

Answer

(引用元)http://babibox.blog78.fc2.com/

おじさんたちに近づき、一人一人みていくと、

 

「TABI KOBO MS.KUDO」

 

と書かれた看板を持っている人がいた。

「工藤さんですか?よろしくお願いしますネ。私は旅工房でガイドしてるクマールと言います。」

珍しくターバンを巻いた40代くらいのおじさんが、流ちょうな日本語で私に話しかけてきた。

 

「はい、そうです。よろしくお願いします。」

 

私はクマール氏に言われるがままに付いていき、車に乗った。予め時差を調整していた私の時計の針は、既に1時を回っていた。

翌朝、初めてのインド探索!ついに私のインド冒険が始まると、胸が高鳴るうちにホテルの外に出た。そして、私は早速度肝を抜かれたのである。

 

―けたたましく鳴るクラクション、商人の大きな声、車の音。

まさに喧騒とはこのことなのか。昨晩は深夜1時過ぎになってしまったこと、そして暗かったこともあり、静まり返った街の中を走っていたので全く予想だにしなかった。そして何よりも暑い…!

今日はたまたま同じ会社のツアーで一緒になった女性の方と午前中だけ一緒にデリーを観光することになっていた。初めての海外旅行、そしてインド旅行を経験する私には少し心強い。イヌイさんというらしい。

 

イヌイさんはなんでもこれまでに何度もインドに来ていてこの近辺には詳しいという。早速近場のバザール、パハールガンジに行くことになった。

入ったのはサリー屋である。これまたカルチャーショックなのは、ちょっといい感じのお店には必ず銃を持った門番がいるということだ。銃になじみのない日本人には少しビビらされるが、とてもにこやかに接してくれるいいおっちゃんである。

 

「インドでものを買うときには価格の交渉が重要なのよ。」

と、イヌイさんが言った通り、サリー屋さんで猛烈に交渉している…。

やはりこの人はプロだ、と思った。

しかし、外に出るやイヌイさんの様子がおかしい。

 

「値段交渉してとても満足いく価格でこのサリーを買えたの。でもこれみて。せっかくの綺麗なサリーがビリビリに破かれてる!」

【第五問】

第五問

運営の乾さんがインドでサリーを買おうと思い、値段交渉をして満足いく値段で買うことができました。しかし、それを持ち帰って広げてみるとバリバリに破かれていました。なぜそんな状態になってしまっていたのでしょうか。

答えは…

サリーを安く買い叩きすぎてしまい、それを悔しがった店員が腹いせに破いたため。

Answer

こういうパターンも少なからず存在するため、値段交渉して安く手に入れた布製品は必ず最後まで確認をしてから受け取るのがポイントである。

これ以外にも釣銭の受け取りなど、インドではこちら側がしっかり確認しないと思ってもいない事態になることがある。

Answer

やはりインド恐るべし…!

 

そこまでする商売人根性というか、私たちと違って価値に対する考え方というのが全く違うな!

 

ちょっと興奮した私がいた。

そしてイヌイさんとはパハールガンジで用を済ませて別れた。

 

その後、『地球の歩き方』で紹介されていた有名なレストランで昼食を取るべく、

ニューデリーの中心地、コンノートプレイスへと向かうことにした。

 

その時だった。

「そこのお姉さん、こんにちは~。

日本から来たのか?旅行楽しんでるかい?

僕は日本が大好きなんだ。京都や東京に知人がいるんだ。

 

なんだコンノートプレイスに行きたいのか?

今ならこのリクシャで連れていってあげるよ。

日本人にはサービスしたいから、

特別に100ルピーで送ってやろう…」

なんだか日本語ペラペラで信用できそう…。しかも160円くらいで連れて行ってくれるなんて…。

 

話しかけてきた優しそうなおじさんに、信用しかけていた。酷暑も手伝いこの話に乘って早く目的地に行きたく、承諾してしまった私に降りかかった災難とは…!?

 

―続く

続きが気になった方は、

是非とも社会人インカレー部に入部をお願いします!

 

社会人インカレー部では、インドに詳しい人、興味のある人、そんな人と交流してみたい人など、色々な人が集まるサークルです。インドの旅行話なども詳しく聞くことができますよ…!

インドクイズ大会

By incurrybu

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